1983年の週刊少年ジャンプにコミケの記事が!【後編】

↓今までこんな流れで来ています

昔のコミケカタログを見てきました - あまあまくろにくる
1983年の週刊少年ジャンプにコミケの記事が!【前編】 - あまあまくろにくる
1983年の週刊少年ジャンプにコミケの記事が!【中編】 - あまあまくろにくる

今回はあまり脱線しないで、ズババッと見ていきたいと思います。

コミケ記事3/4ページ目

楽しそう!
本当に好きで参加してるなーって雰囲気が伝わってきますね。



みんなすごくいい笑顔ですね〜。
カメラマンの方も楽しんで撮ってるなーって思います。

けど、

これマズくないですか!?
いやむしろオイシイですけど、カメラマン楽しみすぎですよね!

映像的にはともかく、隠し撮り感がハンパないです。
週刊少年ジャンプの「懐の深さ」がうかがえます。

コスプレ:ウイングマン

おお、カッコイイ!
普通にクロムレイバーを持っていますが、この頃は長物規制がなかった時代のようですね。
昨年からまた長物規制が解除されたそうなので
「ソーラーガーダー+ヒートレイバー」も見てみたいです。

コスプレ:受験生

そんなこと聞かれても!

とりあえず彼(彼女?)に贈る言葉としては、
「まだ夏コミだから大丈夫じゃないかな」でしょうか。

それにしても、30年前も今も変わりませんね〜。

車田正美FC

花嫁姿が目をひきます。
『リングにかけろ』の高嶺菊ですね。
隣に原作を並べてみましたが、「ウェディングドレスの再現度が高い」と思います。
ステキですね〜。

桂正和FC

昨年『TIGER & BUNNY』で脚光を浴びた桂正和のファンクラブ。
サイン入り会誌は魅力的です。
しかも会誌に『SANPAROKAN』の文字が!!

読切でやった『学園部隊3パロかん』のことだと思いますが
懐かしいですねー。
戦隊モノの『太陽戦隊サンバルカン』のパロディですが
こんなダイレクトなタイトルのものが掲載されてたとはフリーダムな時代です。
今も銀魂とかは余裕でフリーダムですが。

コミケQ&A

コミケ参加のためのQAが載っています。
当時も準備会の住所は同じだったんですね。
それと、この記事の書かれた1983年は春夏冬の3回開催でしたが
翌年から夏冬の2回開催になっています。(1989年のみ3回)

コミケ記事4/4ページ目

遂に最終ページです。
最後に至ってもノリノリ絶好調な記事ですねー。

コスプレ:ミンキーモモ

30年前のオトコの娘!?(違

そういえば当時はオトコの娘漫画の先駆け『ストップひばりくん』もやってました。
それにしてもジャンプにコスプレ写真が載るとか、マジドリミンパ ですよね!(マジパネェ位の意味で)

コスプレ:ラムちゃん

カメラマン、またか!!!

台詞がヤバいです。ノリノリすぎです。
この時代に2chがあったら、「けしからんもっとやれ」と言われてたと思います。
それにしてもやっぱりラムちゃんコスは人気があったんですねー。

同人誌プレゼント

ジャンプで同人誌をプレゼント!?
特集だけじゃなく、プレゼントまでとは。
ジャンプの本気度を感じます。

「当日会場で買ってきた」この7冊の作者は嬉しかったでしょうね。
この特集記事の中でも同人誌の中身までは載っていませんし
同人誌のショップもない時代ですから、きっとプレゼントをもらった方も
ドキドキしながら読んだんだろうなーとか想像しました。
いいですね〜。

この方が実は・・・

たくさんの同人誌を抱えてウッハウハな感じの「よくいる俺達」みたいな
何気ない写真ですが、ツイッターで衝撃の事実がつぶやかれていました↓


え、この方が鈴木みそ先生!?

いや、たしかに「取材協力」って書いてありましたけど、
こういうことですか!?(多分これだけじゃないとは思いますが…)

それにしても、30年の時を越えてご本人にまで伝わるとは
ソーシャルネットワークの力は凄まじいですね。

最後に

長くなってしまいましたが、1983年のジャンプに載っていたコミケ記事
いかがでしたでしょうか。
解説してない部分も結構楽しいので、じっくり見てみるのもオススメです。

全然別件の調査から生まれたこのエントリーですが
ネットの普及してない時代の本には、「意外な事実の眠った鉱脈」
まだまだあるんじゃないかと思います。
興味の湧いた方がいらっしゃったら、ぜひ国会図書館などで掘ってみて
ブログとかで公開して頂けると、私が喜びます。

それでは最後は、「世界の堀井雄二さんイチオシのお言葉?」で締めにしたいと思います。


わっしょい♪ わっしょい♪

コミケだ!!

わっしょい♪

今年の夏コミも楽しみですね〜。