【2013年総括】コミケカタログカップリング表記調査(第2回:カップリング表記別ランキング)

前回の記事に引き続き2013年のカップリング表記事情を見ていこうと思います。

【これまでの記事】
【2013年総括】コミケカタログカップリング表記調査(第1回)

13-4:カップリング表記別ランキング

カップリング表記のランキングです。
どんな表記(書き方)が流行ってるのかを見るために
あえて名寄せ(黄黒と黄瀬×黒子を合算など)はしていません。

カップリング表記の種類(全く同じ表記でも作品が違えば別カウント)は
17、078種類でした。
その中から今回は50位までご紹介します。

2013年合計(トップテン)

順位 表記 作品名 表記数 構成比
1 兎虎 TIGER&BUNNY 513 1.3% バーナビー 鏑木・T・虎徹
2 黄黒 黒子のバスケ 316 0.8% 黄瀬涼太 黒子テツヤ
3 青黒 黒子のバスケ 216 0.6% 青峰大輝 黒子テツヤ
4 青黄 黒子のバスケ 201 0.5% 青峰大輝 黄瀬涼太
5 火黒 黒子のバスケ 196 0.5% 火神大我 黒子テツヤ
6 高緑 黒子のバスケ 187 0.5% 高尾和成 緑間真太郎
7 虎兎 TIGER&BUNNY 184 0.5% 鏑木・T・虎徹 バーナビー
8 リヴァエレ 進撃の巨人 161 0.4% リヴァイ エレン
9 緑高 黒子のバスケ 156 0.4% 緑間真太郎 高尾和成
10 シンジャ マギ 143 0.4% シンドバッド ジャーファル

1位:兎虎(TIGER&BUNNY)

作品別では黒バスが1位でしたが、カップリング表記では
タイバニの「兎虎」がトップ!
以前調べたところではタイバニはカップリング表記のブレが大きい作品
だったのですが、それでも「兎虎」という表記が頭二つ抜けてます。
(ブレ:同じカップリングでも「兎虎」「兎×虎」「うさとら」など異なる表記が多い)

2位:黄黒 3位:青黒 4位:青黄 5位:火黒 6位:高緑(黒子のバスケ)

続けて2位から6位まで黒バスが席巻。
人気カップリングが分散していることもあって、首位は兎虎に譲ったものの
さすがは2013年のトップ作品。圧倒的な存在感です。

個別のカップリングについては語り尽くした感もあるので
ここでは細かくは触れません。

黒バスは主要キャラの名前に色が設定されているため
同じく色で表記される戦隊物(キョウリュウジャーなど)と全く同じ表記が
見受けられます。
※「青黄」は特命戦隊ゴーバスターズにも多い(12表記:325位)

主人公の黒子テツヤに絡んで、キセキの世代や相棒の火神っちが人気ですが
キセキでも無冠でもない高尾くんが大健闘。
今年発表されたジャンプ公式のキャラクター人気投票でも
相方の緑間くんを押さえて堂々3位という人気っぷり。
さすが「TMHSK」(高尾マジハイスペック彼氏)と言われるだけはあります。
「緑高」「高緑」の両方がトップテン入り。

7位:兎虎(TIGER&BUNNY)

7位は1位「兎虎」の受け攻めを逆転した「虎兎」。
虎徹さんの名前から「コテバニ」と呼ばれることもあります。(コテバニは69位)

8位:リヴァエレ(進撃の巨人)

8位は進撃の人気カップリング「リヴァエレ」。
前回も書いた通り、ほぼ冬コミだけのカウントでのトップテン入りは凄まじいです。

9位:緑高(黒子のバスケ)

チャリアカーだけど、こちらはリアカーチャリ。

10位:シンジャ(マギ)

10位は個人的に意外な結果。マギの「シンジャ」です。
私はアニメしか見てないのですが、この二人最近ほとんど出てきてないような・・・。

マギもタイバニと似て「1カップリング集中型」の作品です。
シンジャが飛び抜けて多く、その下は団子になっています。
タイバニとの違いとしては、逆カプの「ジャシン」が
相当少ない(4表記:1184位)ことでしょうか。

トップテンの記法について

記法としてはトップテン全てが「連結表記」。
しかも漢字2文字が多いです。
「漢字1文字で1キャラを示して、それを繋げる」のが
今のカップリング表記のトレンドのようです。

読む時の音としては、「きくろ」「かくろ」などの3音
または「うさとら」「しんじゃ」「たかみど」などの4音になっています。
(リヴァエレも音としては4音)

2013年合計(11位~20位)

順位 表記 作品名 表記数 構成比
11 赤黒 黒子のバスケ 131 0.3% 赤司征十郎 黒子テツヤ
12 英日 ヘタリア 127 0.3% イギリス 日本
13 エレリ 進撃の巨人 124 0.3% エレン リヴァイ
14 影日 ハイキュー!! 113 0.3% 影山飛雄 日向翔陽
15 青火 黒子のバスケ 109 0.3% 青峰大輝 火神大我
16 黄笠 黒子のバスケ 108 0.3% 黄瀬涼太 笠松幸男
17 エルリ 進撃の巨人 103 0.3% エルヴィン・スミス リヴァイ
18 米英 ヘタリア 91 0.2% アメリカ イギリス
19 猿美 K 89 0.2% 伏見猿比古 八田美咲
20 黒子受 黒子のバスケ 87 0.2% 黒子テツヤ

続けて11位~20位。

11位:赤黒(黒子のバスケ)

黒バスのラスボス、赤司征十郎がここで登場。
「全てに勝つ僕は全て正しい」と言いながらカップリングでも
人気投票でも黒子の後塵を拝してきた赤司先生ですが
今年の公式人気投票で遂にトップへ。
今後のカップリング模様にも変化があるかもしれません。

多重人格キャラですが、カップリング表記上での使い分けは
まだ見たことがありません。
(一人称の違いから、俺司/僕司と呼ばれているそうです)

12位:英日(ヘタリア)

12位は作品ランキング3位のヘタリアから島国コンビ「英日」が登場。
ファンの方からはよく「トップは米英じゃない?」と言われましたが
C84でもC85でもトップは英日でした。
オンリーイベントとかでは傾向が違うのかも知れませんね。

13位:エレリ(進撃の巨人)

13位は8位のリヴァエレの受け攻め反転版。エレリです。
反転すると「エレリヴァ」になるのかと思ったら「エレリ」が多いですね。
「エレリヴァ」は6表記で839位でした。

14位:影日(ハイキュー!!)

14位には4月からアニメ化のハイキュー!!から「影日」です。
「かげひな」と読みます。
黒バス風に言えば「烏野高校の光と影」
作品のW主人公カップリングがキッチリ上位に来ています。

黒バスでは、影側の黒子が受になってるのに対して
ハイキュー!!では逆転してるのも面白いですね。
(影山くんは「王様」とか言われる俺様キャラ)
きっとこの辺は「バスケとバレーの競技性の違い」みたいな観点から
BLに詳しい業界関係者の方が解説してくれると思います。

15位:青火(黒子のバスケ)

15位はまたまた黒バスから「青火」。
こちらは光同士のカップリングですね。
帝光中時代の光「青峰大輝」
誠凛高校での光「火神大我」
この二人に黒子が挟まれた形の「光サンド」は
14表記(277位)でした。

16位:黄笠(黒子のバスケ)

16位は「キセキ相棒組」から笠松くんが登場。
相方黄瀬くんとの「黄笠」は初期から人気のカップリングです。
改めて考えてみると、受けの笠松くんは三年生で主将という
下克上カップリングですね。

17位:エルリ(進撃の巨人)

17位は団長兵長コンビ。
そのまま「団兵」と呼ばれることもあります。
表記としては「エレリ」と見間違えやすいので注意。(自分が)

18位:米英(ヘタリア)

噂の「米英」。
ヘタリア特集の時に書きましたが、pixivでは国名は使わずに
キャラ名ベースで「アルアサ」と書かれます。(アルフレッド×アーサー)

19位:猿美(K)

名前で間違われやすいですが、「八田美咲」は男です。
元相棒で現在敵同士。しかも猿比古は美咲のストーカーという
公式が病気 公式イチオシのカップリング。
「みぃ(↓)さぁ(→)きぃ(↑)」と格ゲーのコマンドっぽく言うとそれっぽい。
主人公組や王様達を差し置いて一番人気のカップリング。

20位:黒子受(黒子のバスケ)

トップテンでも散々受けキャラとして登場した黒子っちが登場。
コミケの申し込みの際にメインとなるカップリングを書くように示唆されているからか
「黄黒中心黒子受」みたいな表記が多いです。

「黒子総受」は26表記:108位とこちらも人気です。

記法はやっぱり連結表記

19位まで全て連結表記。20位にようやく「受」表記が登場しました。
「×」は上位20位にも入ってないことになります。
漢字2文字が7割と、これも多い。

2013年合計(21位~30位)

順位 表記 作品名 表記数 構成比
21 紫氷 黒子のバスケ 85 0.2% 紫原敦 氷室辰也
22 小政 戦国BASARA 80 0.2% 片倉小十郎 伊達政宗
23 銀土 銀魂 79 0.2% 坂田銀時 土方十四郎
24 まこはる Free! 78 0.2% 橘真琴 七瀬遙
  空折 TIGER&BUNNY 78 0.2% キース イワン
26 雪燐 青の祓魔師 75 0.2% 奥村雪男 奥村燐
27 兎×虎 TIGER&BUNNY 72 0.2% バーナビー 鏑木・T・虎徹
28 木日 黒子のバスケ 70 0.2% 木吉鉄平 日向順平
  うさとら TIGER&BUNNY 70 0.2% バーナビー 鏑木・T・虎徹
  音トキ うたプリ 70 0.2% 一十木音也 一ノ瀬トキヤ

ここまで来てようやく黒バスの支配が薄れてきました。
BASARA・うたプリといったゲーム原作組が登場です。

21位:紫氷(黒子のバスケ)

キセキの世代最後の一人、紫原は黒子とのカップリングではなく
陽泉のエレガントヤンキー「氷室辰也」とのカップリングが人気。
アニメではちょうど、氷室に紫原が殴られたところです。
あそこから紫原覚醒の流れは黒バス屈指の名シーンだと思います。

22位:小政(戦国BASARA)

戦国BASARAからは伊達家が登場。
このカップリングも表記パターンが多く、他にも
「双竜」(6表記:725位)
「伊達主従」(3表記:1636位)
「奥州主従」(2表記:2509位)
などがあります。
(どっちが攻かは分かりませんが)

23位:銀土(銀魂)

銀魂といえばこの二人。
銀魂では銀土・土銀がツートップです。
そういえばこの上にいる「伊達政宗」と「土方十四郎」は
中の人が同じ気がします。

24位:まこはる(Free!)

冬コミだけで24位と大健闘。Free!のトップカップリング「まこはる」です。
登場したての作品だからか、表記揺れが激しいカップリングでもあります。
連結表記だけでも
「まこはる」   (78表記:  24位)
「真遙」     (41表記:  61位)
「まこはるちゃん」( 4表記:1185位)
「マコハル」   ( 3表記:1636位)
「まこハル」   ( 3表記:1636位)
「真琴遙」    ( 1表記:5634位)
と6種類使われていました。

24位:空折(TIGER&BUNNY)

同数24位の空折。バディが絡んでないカップリングでは一番人気です。
ライジングでも折紙ロックハイのトリオが強調されていたので
今後も活躍が期待できます。

26位:雪燐(青の祓魔師)

ジャンプはジャンプでもジャンプスクエアからの登場、青エクブラザーズの雪燐です。
設定的にも鉄板のカップリングだと思います。
全く説明の余地がなくて困るレベル。

27位:兎×虎(TIGER&BUNNY)

1位の兎虎から記法違いが登場。
ここで初めて「×」表記が登場しました。
90年代前半では猛威を振るった「×」表記ですが
現在はだいぶ使用頻度が低いですね。

28位:うさとら(TIGER&BUNNY)

こちらも1位の兎虎の表記違い。
記法は同じ連結表記ですが、こちらはひらがなバージョンですね。
どう使い分けてるのかは気になるところ。

28位:木日(黒子のバスケ)

ようやく登場、誠凛先輩組。
公式人気投票でも二人の順位がかなり下がってて悲しいです。

28位:音トキ(うたの☆プリンスさまっ♪)

キャラクターとしてはヒロインの春歌が一番人気ですが
カップリングでは音トキがトップ。
寮が同室なので仕方ありません。
次のレンマサとは1表記差。

ひらがなバージョンが登場

「まこはる」「うさとら」と平仮名の表記が登場。
カップリングによって、漢字・平仮名・カタカナのどれがメインかは
異なるようですが、基本的には漢字の方が多いですね。

2013年合計(31位~40位)

順位 表記 作品名 表記数 構成比
31 レンマサ うたプリ 69 0.2% 神宮寺レン 聖川真斗
32 ダテサナ 戦国BASARA 65 0.2% 伊達政宗 真田幸村
33 家三 戦国BASARA 59 0.2% 徳川家康 石田三成
  佐幸 戦国BASARA 59 0.2% 猿飛佐助 真田幸村
35 黒研 ハイキュー!! 57 0.1% 黒尾鉄朗 孤爪研磨
36 土銀 銀魂 54 0.1% 土方十四郎 坂田銀時
  キセキ黒 黒子のバスケ 54 0.1% キセキの世代 黒子テツヤ
38 カヲシン エヴァンゲリオン 53 0.1% 渚カヲル 碇シンジ
  カカイル NARUTO 53 0.1% はたけカカシ うみのイルカ
40 櫂アイ ヴァンガード 51 0.1% 櫂トシキ 先導アイチ
  虎×兎 TIGER&BUNNY 51 0.1% 鏑木・T・虎徹 バーナビー

このペースで解説を書いて50位まで持つのかと思いつつ
とりあえずこのまま進めます。

31位:レンマサ(うたの☆プリンスさまっ♪)

うたプリが続いて、レンマサがランクイン。
こちらも寮が同室。
家柄から「御曹司組」「財閥組」とも言われるお二人です。

32位:ダテサナ(戦国BASARA)

ここからBASARAが続きます。
先陣を切るのは戦国BASARAの花形、伊達政宗と真田幸村のカップリング。
公式表記では「蒼紅」です。
幼少設定の場合は、それぞれの幼名を使って「梵弁」(5表記:907位)
と呼ばれます。(梵天丸×弁丸)
大河ドラマの「独眼竜政宗」が4月から再放送されるそうなので
「梵天丸もかくありたい」が楽しみです。

33位:家三(戦国BASARA)

いわゆる「関ヶ原」なコンビ。
二人の髪型から「▲▽」とも書かれます。
家族設定のものは「家族ヶ原」なんて言われたりもします。

33位:佐幸(戦国BASARA)

小政の伊達主従に対してこちらは「真田主従」。
どちらも下克上なのが面白い。

35位:黒研(ハイキュー!!)

ハイキュー!!としては影日に次ぐ2番人気。
ライバル音駒高校の主将とセッターです。
幼なじみなので仕方ない。

36位:土銀(銀魂)

こちらは土銀。
清々しいほどのケンカップルですね。
リバの「土銀土」(3表記:1636位)も見られます。

36位:キセキ黒(黒子のバスケ)

ちょっと特殊な表記。
「キセキの世代」というグループ×黒子テツヤ(個人)という構造になっています。
キセキ全員のこともあるし、その中の3~4人だけが登場することもあるそうです。
とにかく黒子くんの愛されっぷりが。

38位:カヲシン(新世紀エヴァンゲリオン)

なんだか一気に懐かしい気持ちになりました・・・。
90年代から連綿と続く王道カップリング「カヲシン」です。
最初期は一話分しか公式燃料がありませんでしたが
貞本版・新劇場版でこれでもかと投入されました。

それぞれでキャラ設定が違うため、別人扱いになってるケースもあります。
「Qカヲシン」など明記されてるものは別カウントしています。

38位:カカイル(NARUTO)

こちらも長い。伝統と格式のカカイルです。
主人公そっちのけで、中忍同士の組み合わせというのが面白い。
本誌でカカシはともかく、イルカ先生は年単位で見ないこともあるのにこの人気。
スゴいです。

40位:櫂アイ(カードファイト!!ヴァンガード)

このカップリングがBLなのかは「イメージ」次第。
「主人公の先導アイチがヒロインすぎる」と聞いてマンガ版を読んでみましたが
普通にヒロインでした。

40位:虎×兎(TIGER&BUNNY)

こちらは「×」を使ったコテバニ。
「×」表記はトップ50でタイバニしかありません。

2013年合計(41位~50位)

順位 表記 作品名 表記数 構成比
42 言切 Fate/Zero 50 0.1% 言峰綺礼 衛宮切嗣
43 紫赤 黒子のバスケ 49 0.1% 紫原敦 赤司征十郎
44 東西 ハイキュー!! 48 0.1% 東峰旭 西谷夕
  黒火 黒子のバスケ 48 0.1% 黒子テツヤ 火神大我
46 狛日 スーパーダンガンロンパ2 47 0.1% 狛枝凪斗 日向創
  主花 ペルソナ4 47 0.1% 主人公 花村陽介
48 東巻 弱虫ペダル 46 0.1% 東堂尽八 巻島裕介
  仏英 ヘタリア 46 0.1% フランス イギリス
50 日狛 スーパーダンガンロンパ2 45 0.1% 日向創 狛枝凪斗
  狡宜 PSYCHO-PASS 45 0.1% 狡噛慎也 宜野座伸元
  ユリルド テイルズオブエクシリア2 45 0.1% ユリウス ルドガー

これがラストです。
45~50表記ということは、1回のコミケで20サークル以上
見かけるレベルですね。

42位:言切(Fate/Zero)

Fate/Zeroからは「言切」がランクイン。
第四次聖杯戦争はこの二人の戦いでした。
ぶっちゃけストーカーですよね、言峰先生。

43位:紫赤(黒子のバスケ)

こちらはキセキ同士のカップリング。
赤司と仲がいいのは緑間っぽい気がしましたが
赤緑は17表記:202位でした。
赤司の開眼イベントのきっかけになったのがむっくんでしたね。

44位:東西(ハイキュー!!)

烏野のエースとリベロ。
名前も性格も対照的な二人です。
黒バスは黒子を中心にカップリングが回っていますが
ハイキュー!!は軸がなく、それぞれのカップリングが
独立して点在してるイメージですね。

44位:黒火(黒子のバスケ)

その黒バスから、光と影コンビの影攻め。
原作を読む限り、精神的な1on1では黒子優勢な気がします。
背番号に因んで11月10日は黒火の日と呼ばれているそうです。

46位:狛日(スーパーダンガンロンパ2)

「超高校級の幸運」狛枝くんと主人公日向くんのカップリング。
銀魂の銀土・土銀以上に、逆カプと人気が拮抗。

46位:主花(ペルソナ4)

ゲーム系特有の「主(主人公)」を使った表記。
主にデフォルト名がない場合に使われます。

アニメ版では主人公に「鳴上悠」という名前がついているため
「鳴花」の表記もあるそうです。(今回の調査では確認できず)
コミックス版も名前が違うので、特に設定上の拘りがなければ
主花が無難そうな気がします。

48位:東巻(弱虫ペダル)

アニメ放送中の弱ペダ。
キャラ人気としては主人公の坂道くんが人気ですが
カップリングでは「東巻」が一番人気。

「スポーツものでは同じ学校内のカップリングが強い」の法則がありますが
珍しく箱学と総北の学校クロスオーバーなカップリングが強い。
アニメの影響で順位がどう変動するかも楽しみですね。

48位:仏英(ヘタリア)

キャラ名でいうと「フラアサ」。
歴史的にはいろいろある両国ですが、仲良き事は美しいですね。

50位:日狛(スーパーダンガンロンパ2)

狛日とは2票差の接戦。
リバ表記で言えば「狛日狛」が2表記、「日狛日」が1表記ありました。
こちらも僅差!

50位:狡宜(PSYCHO-PASS)

元相棒、現在は監視官と執行官と立場が別れてしまった二人。
ぶっきら坊と冷静沈着マンの組み合わせはいつでも美味しいという典型。
2期が楽しみです。

50位:ユリルド(テイルズオブエクシリア2)

主人公のルドガーと、お兄さんユリウスの兄弟カップリング。
「クルスニク兄弟」(6表記:726位)という表記もあります。
受け攻め逆転の「ルドユリ」は5表記:907位。
原作未プレイですが、力関係が明確なカップリングのようです。

おまけ:カップリング表記ランキング(百合限定)

50位までに出てこなくてちょっと気になったので
女子同士のカップリングを抜き出してみました。

順位 表記 作品名 表記数 構成比
80 杏さや まどマギ 33 0.1% 佐倉杏子 美樹さやか
172 まどほむ まどマギ 19 0.0% 鹿目まどか 暁美ほむら
172 マリアリ 東方Project 19 0.0% 霧雨魔理沙 アリス・マーガトロイド

トップ3がこちらです。
まどマギと東方、さすが強い。

今年はここに艦これが入ってくるかも。
艦これも冬コミではかなりのサークル数でしたが
カップリング表記はほとんど書かれていなかったので
今年に入ってなにか変化があるのか楽しみです。

艦これの最高順位は「天龍田」(15表記:248位)でした。

さらにおまけ:カップリング表記ランキング(男女カップリング)

百合ときたら、男女カップリングも気になるところ。

順位 表記 作品名 表記数 構成比
67 トキ春 うたの☆プリンスさまっ♪ 38 0.1% 一ノ瀬トキヤ 七海春歌
95 沖神 銀魂 29 0.1% 沖田総悟 神楽
126 藍春 うたの☆プリンスさまっ♪ 24 0.1% 美風藍 七海春歌

うたプリからヒロイン春歌が登場!
乙女ゲームの面目躍如でしょうか。

沖神は・・・よく考えれば男女だった的な。
銀魂を読んでてあまり意識したことがなかったので
今後はチェックしてみます。
たしかに言われてみればケンカップル、なのかな。

そういえば、ぱっつぁんはどこに。
→(銀新が43表記:56位でした)

次回は「人気キャラクターランキング」の予定です

今回はイラストもなく、表と文字だけで延々とお送りしました。
おつかれさまでした。
申し訳ありませんが、次回もそんな予感です。

カップリング表記のランキングから大体人気キャラは予想出来ると
思いますが、ズラッと並べて見てると面白いかなーと。

名寄せした「カップリングランキング」も、出してみて
カップリング表記ランキングと結果が大きく変わるようなら
書いてみたいと思います。

ではまた!