【2013年冬】コミケカタログカップリング調査−10(マギ)

個別作品の分析は今回が最終回。
現在アニメ2期が放送中のマギを見ていきたいと思います。

【C85】マギ

サークル数 表記サークル数 表記サークル率 表記数 表記率
274 238 87% 307 112%

サークル数

マギは「FC(少年)」のジャンルに入っています。
進撃の巨人と同じジャンルですね。
ジャンル全体としては1,608サークルで、そのうちマギがメインのサークルは
274サークル(17%)となっています。

表記サークル数・表記サークル率

表記サークル率は87%と平均的。

表記数・表記率

表記率は112%と、カップリング表記を書くサークル数の割には
少ない値が出ています。
実際に1サークルが書くカップリング表記数を見てみると↓

カップリング表記を1つだけ書くサークルが2/3です。
極端に多く書くサークルさんもいませんし、
マギは、ここだ!と思ったカップリングに集中して愛を注ぐ方が多いようです。

カップリング表記ランキング

1〜10位

順位 表記 表記数 構成比 記法 キャラ1 キャラ2 CP種別
1 シンジャ 56 18.2% 連結 シンドバッド ジャーファル BL
2 ジャファアリ 13 4.2% 連結 ジャーファル アリババ BL
3 シンドバッド×ジャーファル 11 3.6% × シンドバッド ジャーファル BL
マスシャル 11 3.6% 連結 マスルール シャルルカン BL
5 シンアリ 9 2.9% 連結 シンドバッド アリババ BL
6 カシアリ 8 2.6% 連結 カシム アリババ BL
シャルアリ 8 2.6% 連結 シャルルカン アリババ BL
シンジュ 8 2.6% 連結 シンドバッド ジュダル BL
9 アラアリ 7 2.3% 連結 アラジン アリババ BL
シンドバッド×アリババ 7 2.3% × シンドバッド アリババ BL

トップはダントツの「シンジャ」!
シンジャは夏コミの調査でもトップでした。連覇ですね。
3位にも表記違いで「シンドバッド×ジャーファル」が入ってます。

2位は一転、ジャーファルが攻めに回って「ジャファアリ」。
次いで、「マスシャル」や「シンアリ」など
全体的にシンドリアのメンバーが強いです。

11〜20位

順位 表記 表記数 構成比 記法 キャラ1 キャラ2 CP種別
11 マスルール×シャルルカン 6 2.0% × マスルール シャルルカン BL
12 ジュダル×白龍 5 1.6% × ジュダル 練白龍 BL
シャルヤム 5 1.6% 連結 シャルルカン ヤムライハ NL
アリババ受 5 1.6% アリババ 不明
アリモル 5 1.6% 連結 アリババ モルジアナ NL
16 龍アリ 4 1.3% 連結 練白龍 アリババ BL
若シン子ジャ 4 1.3% 連結 シンドバッド ジャーファル BL
アリアラ 4 1.3% 連結 アリババ アラジン BL
ジュダ紅 4 1.3% 連結 ジュダル 練紅玉 NL
20 炎瑛 3 1.0% 連結 練紅炎 練白瑛 NL
ジャーファル×アリババ 3 1.0% × ジャーファル アリババ BL
カシム受 3 1.0% カシム 不明
マスシン 3 1.0% 連結 マスルール シンドバッド BL

ノマカプが混戦です。
「シャルヤム」「アリモル」が同数の5表記。
煌帝国に行って「ジュダ紅」が4表記、「炎瑛」が3表記となっています。
それぞれ全くキャラが被ってないのがすごいですね。

21〜30位(実質24位〜39位)

順位 表記 表記数 構成比 記法 キャラ1 キャラ2 CP種別
24 アリ龍 2 0.7% 連結 アリババ 練白龍 BL
ジュダシン 2 0.7% 連結 ジュダル シンドバッド BL
おうじおうじ 2 0.7% 固有 アリババ 練白龍 BL
Sinbad×Jafar 2 0.7% × シンドバッド ジャーファル BL
マギコンビ 2 0.7% 固有 アラジン ジュダル BL
ジュダル受 2 0.7% ジュダル 不明
マスルール×モルジアナ 2 0.7% × マスルール モルジアナ NL
シンドバット×ジャーファル 2 0.7% × シンドバッド ジャーファル BL
マスルール×シンドバッド 2 0.7% × マスルール シンドバッド BL
シンドバッド受 2 0.7% シンドバッド 不明
炎ジャ 2 0.7% 連結 練紅炎 ジャーファル BL
シン受 2 0.7% シンドバッド 不明
アリババ×白龍 2 0.7% × アリババ 練白龍 BL
スパピス 2 0.7% 連結 スパルトス ピスティ NL
スフィティト 2 0.7% 連結 スフィントス ティトス BL
Sinbad*Jafar 2 0.7% シンドバッド ジャーファル BL

「マギコンビ」「おうじおうじ」など特殊な表記が増えてきました。
ここでもシンドバッドとジャーファルの名前があふれてます。

攻受マトリックス

縦に攻キャラ・横に受キャラを並べて表にしてみました。
攻キャラランキングと受キャラランキングも兼ねてます。

シンジャの圧倒的人気を反映した表になってます。
ただ、ジャーファルはシンドバッド王の寵愛を激しく受ける中
他のキャラとの絡みは少ないです。

対照的に、みんなから満遍なく愛されてるのは、受けキャラ2位のアリババです。
攻めキャラとしても5位と健闘してます。

モルジアナはアリババとマスルールの間で揺れ動いてますね。

キャラクタ一覧

No. キャラ名 登場回数 構成比 性別
1 シンドバッド 136 23.0% 男性
2 ジャーファル 113 19.1% 男性
3 アリババ 105 17.8% 男性
4 シャルルカン 39 6.6% 男性
5 ジュダル 32 5.4% 男性
6 マスルール 29 4.9% 男性
7 練白龍 23 3.9% 男性
8 アラジン 21 3.6% 男性
9 練紅炎 16 2.7% 男性
10 カシム 15 2.5% 男性
11 モルジアナ 11 1.9% 女性
12 練紅玉 8 1.4% 女性
13 練紅覇 5 0.8% 男性
14 練白瑛 5 0.8% 女性
15 ヤムライハ 5 0.8% 女性
16 夏黄文 5 0.8% 男性
17 練紅明 4 0.7% 男性
18 練白雄 2 0.3% 男性
19 ジャーファル♀ 2 0.3% 女性
20 ティトス 2 0.3% 男性
21 スフィントス 2 0.3% 男性
22 スパルトス 2 0.3% 男性
23 ピスティ 2 0.3% 女性
24 ロゥロゥ 1 0.2% 男性
25 モブ 1 0.2% 男性
26 バドル 1 0.2% 男性
27 ジャミル 1 0.2% 男性
28 煌帝国 1 0.2% 不明
29 練紅明従者 1 0.2% 男性
30 ミュロン 1 0.2% 女性

さすが七海の覇王、シンドバッド!
20%以上のカップリングに絡む人気っぷりです。
外伝まで作られるくらいなので、これからも引き続き人気になりそうです。

そのシンドバッドのアルファベット表記ですが
「Sindbad」
「Sinbad」(d抜き)
「Sindibaad」(ラテン文字表記)
の3種類が見られました。
どれも間違いではないので、雰囲気で使い分けるかんじでしょうか。

女体化されているのはジャーファルだけです。
また、ジンは一人もいませんでした。(以前はウーゴくんCPもあった気がしますが)

記法別ランキング

カップリング表記の書き方別のランキングです。

順位 記法 表記数 構成比
1 連結 187 60.9%
2 × 68 22.1%
3 22 7.2%
4 固有 9 2.9%
5 7 2.3%
6 5 1.6%
7 3 1.0%
8 2 0.7%
2 0.7%
10 1 0.3%
1 0.3%
総計 307 100.0%

「連結」「×」「受」と、「カップリング三種の神器」を使いこなしてますね。
他の作品でも時折見かける「右」という記法(「受」と同義)も
だいぶ定着してるように感じます。
たしかに町中で話すときは、「受」より「右」の方が言いやすい気もします。

カップリング種別

CP種別 表記数 構成比
BL 245 79.8%
GL 0 0.0%
NL 32 10.4%
不明 30 9.8%

NLが10%超えと、他作品に比べて多いです。
その一方でGLは1つもありません。
アニメは見ていますが、言われてみれば女性キャラ同士の絡みは
少ないような気がします。

マギまとめ

・なんといっても「シンジャ」祭り!
・アリババは総受けモード
・ノマカプもあるよ

今回は以上になります。
アニメ2期も盛り上がってきて、煌帝国にスポットライトが当たってきました。
今のカップリングではシンドリアが強いですが
ここからどう変化していくのか楽しみです。

では次回はこれまでの10作品のまとめを書きたいと思います。
作品ごとにかなり傾向が違いましたね。
ではでは!